USPMLより: 麻雀の面白さ
Mar 5th, 2010
by admin
麻雀をやると心拍数があがり、興奮してしまうことは否定しない。ランナーズハイのような、初めて舞台に立つ前の緊張のような感覚。ボードゲーム、トランプ、ビデオゲームと、ゲームはもともと全般的に好きだ。これらのゲームには、麻雀同様、やって楽しかったり、面白かったり、のめり込んでしまうものがたくさんある。ただ、このなかで身の毛がよだつほどスリル満点でワクワクさせらるのは麻雀だけだ。
しかしなぜだろう。他のゲームになく、麻雀だけにある不思議な興奮とは。
私にとっては、まさにこれだ:勝利に近づくほど、敗北にも近づく。
リーチ麻雀がわかりやすい。テンパイしてリーチをかける。あとはアガリの一牌を待つのみだ。勝利はもう目前まできている。しかし同時にハマってしまっている。手を変えることはできない。他家が待ってそうな危険牌をツモってきても、振り込むリスクをしょって場に切るしかない。一牌一牌で、歓喜の勝利と致命的な敗北の運命が遊ばれる。
この状況に追い込むのはリーチだけではない。高得点の手が完成しつつある状況を想像してみよう。不要な危険牌をツモってきた。先ほどとまた同じ状況に追い込まれた。リーチかけている時のように手の束縛はないものの、高得点を負うには、それなりのリスクを冒す必要もあるわけだ。
実は、危険牌を持ってこなくても自分はリスク状況に追い込まれて行く。テンパイに向け、持つ牌をメンツに割り当てていき、同時に捨てる安牌が減っていく。一回のツモが有利に働くか不利に働くかは知るよしがない。私は、特に手が高得点なものになりそうなとき、ツモる瞬間にアドレナリンが走る。勝利の女神が舞い降りるのか。それとも冷たく突き放され、必死に降りるハメにあうのか。
勝つ時はアガる。負けるリスクを負うのもアガる。麻雀では、嫌でも二つの興奮を同時に味わうことになる。勝った瞬間は、まるで望みのない窮地を脱して勝利をつかんだ興奮を味わえる。
これこそがラッシュだ!

